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業界未経験者向け!基礎工事の歴史

こんにちは!
大府市に拠点を置きながら名古屋市を中心に基礎工事を手掛けております、株式会社オカケンです。
基礎工事には、これまで技術が磨かれてきた長い歴史があります。
今回のコラムは求職者の方に向けて、昔の建物をもとに基礎工事の歴史をご紹介いたしますので、ぜひ就職前の豆知識として参考にしてください!

掘立柱建物

基礎
縄文時代から江戸時代までは、掘立柱建物が主流でした。
掘立柱建物とは、地面に穴を掘り建てられた建物であり、礎石を使用せず柱を立てて地面を底床とした建物です。
この掘立柱建物は、基礎工事が普及したきっかけの1つといわれています。
また、掘立柱建物の基礎のつくり方には様々な方法があります。
1つ目は、穴の底に柱を立てて掘り出した土を固めながら埋め戻す方法です。
2つ目は、穴の底に厚板を敷き、その上に柱を立てて埋め戻す方法です。
3つ目は、穴の底に握りこぶし程度の大きな石を置いてその上に柱を立てて、埋め戻します。
4つ目は、穴の底に柱を立てて石を入れながら埋め戻す方法です。
そして、これらの方法が行われた後に腕木や横木を持ち寄り建てられたといわれています。
当時、掘立柱建物に携わっていた方が地面の状態を把握した上で、適切な方法が適用されたといわれています。
そのようなノウハウを生かして、現代は沈下防止策として応用されているのです。

礎石基礎

直接地面に埋め込まれた柱が劣化してしまう掘立柱建物のデメリットを抑制させるために、普及したのが礎石基礎です。
礎石基礎とは、大きな石を地面に埋め込み、その上に柱を建てる方式のことです。
礎石基礎の普及により、掘立柱建物の耐久性・安全性が保証されたといわれています。
現代においても、お寺や神社などで使われている工法になります。
また、礎石基礎が普及したことにより床下に空間ができたことで、通気性が良くなり腐敗性が高まったのです。
四季が存在している日本の気候において、夏の高温・高湿度でも湿気を防ぎ、過ごしやすい空間にすることを実現可能にしました。

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